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ㆍ작성일	2022-09-03 00:58

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台風11号北上沖縄先島諸島接近へ東～西日本局地的雨雲発達
2022年9月2日 22時44分

非常に強い台風11号は沖縄県の南の海上を北上していて、3日夜には先島諸島にかなり接近し、猛烈な風やしけとなる見込みです。
暴風や高波に厳重に警戒し、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するようにしてください。
一方、東日本や西日本では大気の状態が非常に不安定になり、滋賀県では猛烈な雨が降ったとみられ、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

台風あす先島諸島に最接近の見込み
気象庁によりますと、非常に強い台風11号は2日午前にかけて沖縄県の南の海上で停滞したあと午後9時には石垣島の南250キロの海上をゆっくりした速さで北北西へ進んでいます。

中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心の半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

台風は、このあと再び発達しながら北上し、3日の夜から4日の未明にかけて、先島諸島にかなり接近する見込みです。

先島諸島では、早いところで3日の朝から暴風となり、3日の夜からは一部の住宅が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。

3日にかけての最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルに達すると予想され、海上は10メートルの猛烈なしけとなる見込みです。

暴風や高波に厳重に警戒し、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するほか、風が強まってからは屋内でも窓から離れるようにしてください。

また、沖縄県では4日にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、いずれも多いところで、3日夕方までの24時間に150ミリ、4日夕方までの24時間に200ミリから300ミリの雨量が予想されています。

土砂災害や低い土地の浸水などにも警戒が必要です。

台風はその後、東シナ海をさらに北上し、来週の半ばにかけて九州など西日本に近づくおそれもあり、今後の進路の情報などに注意してください。
西～東日本大気不安定で局地的に雨雲が発達
一方、前線や湿った空気の影響で東日本や西日本は大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

レーダーによる解析で、滋賀県では甲賀市付近と東近江市付近では午後8時までに、日野町付近では午後8時10分までの1時間に、いずれもおよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は災害の発生する危険性が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

また、午後10時までの1時間には三重県大紀町に国土交通省が設置した雨量計で68ミリの非常に激しい雨を観測しました。

これまでの雨で滋賀県、三重県では、土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

東日本や西日本では台風周辺の湿った空気の影響も加わって3日にかけても大気の不安定な状態が続き、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

3日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、東海で150ミリ、九州北部と四国で120ミリと予想されています。

4日の夕方までの24時間には、九州南部と四国で100ミリから200ミリ、東海や九州北部で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。

気象庁は、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。

영남뉴스(ynnews.pe.kr/(sea4season@nate.com))