South Korea's ruling party taps Park for presidential bid
韓国 与党候補パク・クネ氏に
Park Geun-Hye speaks after she was elected as a presidential candidate on August 20, 2012.
STORY HIGHLIGHTS
If elected, Park Geun-hye would be the country's first female president
Park is the daughter of former dictator Park Chung-hee
He was assassinated by his security chief in 1979
Seoul, South Korea (CNN) -- South Korea's ruling Saenuri Party overwhelmingly selected Park Geun-hye as its presidential candidate, during its political convention on Monday.
If elected, Park -- the first woman ever nominated by the party, and the daughter of the country's former dictator -- would become the country's first-ever female president.
Park won the support of her party, running on a campaign of creating "a country where no-one is left behind." Park has said she will focus on welfare policies if she is elected in December and will engage with North Korea if Pyongyang abandons its nuclear weapons program.
Park hopes to unite a country that the legacy of her father, the late Park Chung-hee, still divides.
The dictator was behind the rapid economic growth of South Korea during the 1960s, following the Korean War which lasted from 1950-1953 and devastated the peninsula. Supporters say he economically transformed the country, but critics say he disregarded democracy to do so and committed human rights abuses.
Park was assassinated by his security chief in 1979.
Park Geun-hye lost to the current President Lee Myung-bak in the party's last primary in 2007. Lee can only stand for one term under South Korean law.
CNN's Judy Kwon contributed to this report.
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By Paula Hancocks, CNN
August 20, 2012 -- Updated 0914 GMT (1714 HKT)
韓国 与党候補パク・クネ氏に
8月20日 19時34分
韓国でことし１２月に行われる大統領選挙で、与党・セヌリ党の公認候補に、元代表のパク・クネ氏が選ばれ、イ・ミョンバク大統領が上陸した島根県の竹島について、「島は韓国の領土であり、日本がそれを認めれば簡単に問題は解決する」と述べました。
韓国の与党・セヌリ党は、２０日、ソウル近郊で党大会を開いて、大統領選挙の公認候補を決める党員投票の結果を発表し、８４％の得票率を得た元代表のパク・クネ氏を公認候補に選出しました。
パク・クネ氏は、１９６５年に日本との国交を正常化させ、７０年代にかけて韓国の高い経済成長を実現したパク・チョンヒ元大統領の長女です。
パク・クネ氏は演説で、「大統領選挙に必ず勝利して、夢と希望にあふれる新しい韓国を作ります」と選挙に臨む決意を述べました。
このあと行われた記者会見で、パク・クネ氏は、イ・ミョンバク大統領が今月１０日に上陸した島根県の竹島について質問を受け、「島は韓国の領土であり、日本がそれを認めれば簡単に問題は解決すると言ったことがあるが、考えに変わりはない」と述べました。
そのうえで、「日本の外交攻勢に徹底して備えるべきだ」として、日本への強い姿勢を示しました。
一方、最大野党の民主統合党でも、大統領選挙に立候補を表明している人の中には、日本に対する強硬な政策を掲げる人がいて、韓国の大統領選挙では、各候補が日本との関係をどう考えているのかも争点の一つになりつつあります。
対立候補は
１２月の大統領選挙に向けて、最大野党の民主統合党では、現在、５人が公認候補選びに名乗りをあげています。
このうち、ノ・ムヒョン前大統領の側近だったムン・ジェイン議員が支持率でリードしていて、党のソン・ハッキュ元代表と、キム・ドゥグァン前キョンサン南道知事が追う展開です。
民主統合党では、今月２３日から全国１３か所で党員らによる投票を実施し、最終的には来月２３日の党大会で公認候補を決定する予定です。
ただ、大統領選挙で、今、最も注目されているのは、ソウル大学のアン・チョルス教授が立候補を表明するかどうかです。
アン氏はＩＴ企業の元代表で、政党に所属しておらず、既存の政治に不満を募らせる若者を中心に高い支持率を得ていて、立候補すれば、パク・クネ氏と互角の展開になる見通しです。
このため、アン氏が立候補した場合、野党がアン氏を統一候補にしようとする可能性もあります。
アン氏は最近、みずからの著書の中で、国のさまざまな政策について自分の考えを示し、事実上の立候補表明とも受け止められましたが、本人は明確な方針を示していません。
日本との関係も大統領選の争点に
イ・ミョンバク大統領が島根県の竹島に上陸したことで、１２月の韓国大統領選挙では、各候補が日本との関係をどう考えているのかも、争点の一つになりつつあります。
韓国の有力紙、朝鮮日報は、イ・ミョンバク大統領が竹島に上陸した直後、大統領選挙の主な候補たちに、大統領になったら竹島に上陸するかと質問しました。
これに対して、ほとんどの候補が明確な立場を示さなかったなかで、与党・セヌリ党のパク・クネ氏は、「国益にかなうならば検討することもありうる」と回答しています。
パク・クネ氏を巡っては、父親のパク・チョンヒ元大統領が、植民地支配の時代に旧日本軍の陸軍士官学校で教育を受け、大統領在任中に日本との国交正常化を実現させたことなどから、野党はこのところ、パク元大統領と日本とのつながりを、パク・クネ氏を批判する材料に利用しています。
とりわけ野党側は、パク・チョンヒ元大統領が日本との国交正常化交渉の過程で、竹島に関して、日本との摩擦の原因になるばかりだとして、竹島を「爆破すればよい」と発言したと主張し、韓国内で波紋を呼んでいます。
今後も、大統領選挙では、各候補の陣営が対日関係を巡って駆け引きをすることが予想され、その結果、どの候補も日本に対して厳しい姿勢をとらざるをえなくなるという見方が広がっています。
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